
就職活動もなかなかうまくいかないし、全く先が見えない…
恋も仕事も、このままずっと悩み続けるのは辛いよ…
仕事とお金。
お金と恋愛。
世の中を生きていく上で、仕事とお金はとても重要な問題。
そして、恋の悩みも一度始まってしまうと、他が何も手につかなくなるほど深い悩みになってしまう。
それ故に、仕事とお金の問題を同時に抱えることは、とても大変なことである。

男にとってはどちらも大事であり、失敗したくない問題じゃな。
仕事が無くて恋愛に自信が持てない。
なのに、恋の悩みのせいで、就職活動に身が入らない。
大変な悪循環じゃ。
非常に苦しく、抜け出しにくい悩みだからこそ、今回のワシの話が良いきっかけになれば幸いじゃよ。
理想とするのは、仕事も恋も全力投球できる環境と充実した生活。
自信に満ち溢れた毎日を送ることじゃ。

しかし、悩むことは、理想を追い求め、前に進もうとしている証でもある。
ここらで1つ、前向きな思考を取り入れてみるのも悪くないと思うぞ。
それではいこうかの。
恋愛にとっての ”お金” とはなんなのか。

何より、お金のない自分に自信がないよ…
経済力がないから、自分に自信が持てない。
自信が持てないから、思い切った恋愛ができない。
魅力的な男性=お金持ち
男=金
恋愛をイメージするとき、お金というものの存在は常について回る。
確かにデートをするのにはお金がいる。
プレゼントを用意するにも、必ずお金はいる。
2人の将来を考えるときにも、お金の問題は必ず立ち塞がる。
金...金...金...
ところで、僕らはいつから、”お金がなければ恋愛できない” という考えになってしまったのだろう。
思えば、学生時代の恋愛は、経済力なんて関係なかった。
二人の気持ちが通じてさえいれば、家柄や将来性なんて全く考えなくても恋愛はできた。
それでも確かに、恋愛による幸せを感じられたのじゃ。
世の中には、お金が無くても深く悩むことなく、なんら平気な顔で交際しているカップルは五万といる。
- ずっと定職につかず、アルバイトを渡り歩いて彼女と生活しておる者。
- 夢を追いながらなんとかアルバイトで食い繋ぎ、応援してくれる彼女がいる者。
- ニート・ヒモと呼ばれていても彼女がいる者。
確かに、こんな状態で交際を続けるのは、もの凄く世間体が悪いかもしれない。
なにも知らない他人は、優しさのない言葉で叩いてきたり、馬鹿にしてくるかもしれない。
しかし、誰にも邪魔することもできない、たった一つの事実がある。
他人がなんと言ってこようが、本人達は大真面目であり、何よりも誰よりも "幸せ" だということじゃ。
仕事にはだらしないかもしれない。
お金もないかもしれない。
将来は不安かもしれない。
でも、彼女に対し誠実に向き合い、愛情を注ぎ、きちんと恋愛が成立している。
恋愛で必ず守るべきことは2つ存在する。
- 周り迷惑をかけないこと。
- 2人が幸せであること。
いくらお金を出しても、本物の恋愛は、絶対にお金では買えない。
お金持ちの夫婦が必ず幸せかと言えば、そうではない。
金があるからといって、絶対に良い男かといったら、それは違う。
お金持ちでも、女性を悪く扱う優しさのない男はたくさんいる。
それでも、お金さえあれば幸せ。
という人もいる。
しかしそれは、恋愛による幸せではなく、お金で買った贅沢による幸せであることを忘れてはならない。
お金があって、気持ちもある。
それが、一番良い恋愛であることに、疑いの余地はない。
誰もがその状態を求めているじゃろう。
しかし、お金があろうがなかろうが、恋愛に絶対必要なのは、相手に対する誠意と、本気で相手を思う気持ちである。
ワシは、お主なら必ずそれらを持っておると確信している。
誠実さのある男でなければ、そもそも今こんな文章を真剣に読んではおらんじゃろう。
女性と付き合うために、自分の経済力を心配できる心を持っている。
それは、女性の将来や生活を本気で心配できる心の優しい人物であるということじゃ。
人間とは実に愚かな生き物じゃ。
誠実さを持つというのは決して簡単なことではない。
世の中には、お金にだらしない男もいる。
自分の経歴を偽って、女性を騙して付き合う愚かな男も沢山いる。
しかし、お主はそうではない。
お金がないと正直に心配することができる誠意を持っておる。
お主には、お主にとっても、愛する女性にとっても、良い恋愛ができる素質があるということじゃ。
女性を大切にする心。
恋愛で、それほど大事なことはない。
お金がどうであれ、その誠実な心を持っていることをまずは喜ぶべきであるとワシは思う。
少しは自分に自信を持ってやっても良いと思うがの。
人生は”どうやって自信を持つか”にかかっている。
人は、なかなか自分に自信を持つことはできないものじゃ。
人前に立つとハキハキ喋れないし、恋愛でもネガティブになってしまう。
気がつけば上手くいかなかった時のことばかり考えてしまうのが常。
本当はこうしたい。こうするべきだ。
…と分かっていても、なかなか1歩を踏み出すことはできないものじゃ。
最初から自分自身に完璧な自信を持てる人間はそうそうおらん。
初めてのことに挑むときは誰だって常に不安じゃ。
だから、"自分だけがダメな人間だ" とは思わないことじゃ。
自分をダメな人間と思ってしまうと、さらに自信は持てなくなるからの。
問題は、そんなネガティブで自信のカケラもない状態から、どうやってスーパーポジティブ人間のような自信を持つかということじゃ。
自分のやることに自信を持てない理由は、いろいろある。
- 相手がどう思っているか分からない。
- 未来がどうなるか分からない。
- うまくできるか分からない。
- 結果がどうなるか分からない。
だいたい、こんなところじゃろうか。
こう考えてみると、おおよその不安の原因は、分からないことにある。
自分のやることが、正しいのか分からない。
自分の望んだ通りにならなかったらどうしよう...
しかし、自信を持っている人間も、自信を持てない人間も、平等に、絶対に、未来は分からないものじゃ。
では、自信の、ある・なしを何が分けているのか。
それは、
分からない未来を、捨てているか・いないか。
ということじゃ。
自信のあるものは、未来は予知できないと潔く切り捨てている。
もしくは全くもって未来のことなど考えていない。
馬鹿で愚か者ほど、無駄に自信を持っているのは、未来のことなど全く考えていないからじゃ。
今さえ良ければいい。
自分さえ良ければいい。
全く愚かな考えじゃが、思わず羨ましくなってしまうほどの自信だけは持っておる。
その自信だけで行動し、幸せな恋愛をしている者もいるのだから、ある意味成功者と言えるかもしれんの。
しかし、賢いものほど、未来に何が起こるかをいろいろ考えてしまう。
未来とは文字通り、いろいろな未知の可能性に溢れておる。
考えれば考えるほど、いくらでもネガティブが見つかるものじゃ。
ポジティブな自分の理想とする未来は1つじゃが、ネガティブは可能性はいくらでも起こり得る。
気がつけば自分の思考がネガティブだらけになり、ポジティブな理想が埋もれ、自信を失ってしまう。
いくら賢いとはいえ、その賢さが仇になることもあるということじゃ。
ではどうすればいいのか。
欲しいのは、自分にとって最高の結果を手に入れること。
そのために、ある程度の未来を予測するのは大事なことじゃ。
しかし、可能性を全て洗い出そうとすれば、答えの出ない問題がたくさん出てきてしまうじゃろう。
そうなれば、ネガティブに押しつぶされ、何もできなくなってしまう。
世の中何事も、大事なのはバランスじゃ。
"未来" と"今すべきこと"
思考するバランスを意識することが大切なのじゃ。
最高の未来を手に入れる者は、未来を考えられるものではない。
最高の未来を手に入れる者は、最高の”今” を積み重ねた者じゃ。
未来を考え過ぎれば、ネガティブに押しつぶされて自信がなくなる。
自信がなくなれば、何事もうまくいかず、さらに自信がなくなる。
未来を考え過ぎることは、負の連鎖の始まりじゃ。
賢い者が、いつも世の中をうまく渡っていけるとは限らない。
ときにはバカの方が強いこともあるのじゃ。
お主にはいま、思考のバランスが崩れ、賢さが強く出過ぎておる。
未来に向き過ぎている思考を "今" に戻し、今この瞬間に何をするべきかを意識する。
どうなるか分からない未来に振り回されるのはイライラするし、ムカつくし、落ち込む。
そして、それには終わりがない。
辛く苦しくなるくらいだったら、これ以上未来を考えるのは、やめにしよう。
他でもない "今" のお主で、最高の今を過ごすには、どうしたらいいかを考えるのじゃ。
ワシ、恋愛神がお主の立場だったら

落ち着いた仕事がなく、収入に自信のない人間だったらどうするかを考えたぞい。
お主の行動の参考になったら嬉しいの。
ワシがお主の立場なら、一旦恋愛を切り離して考え、まずは就職活動に専念する。
なぜならワシは、未来がどうであれ、好きな女性には最後まで残念な思いをさせたくないからじゃ。
最後まで、ということは、生計を共にし一緒に生きていくことを真剣に考えること。
生計を共にするには、安心できる収入源が不可欠じゃ。
一時的なアルバイトを転々とするような生活では、安心できる女性は少ないじゃろう。
そして何より、自分が一番安心できない。
だからこそ、まずは就職活動に専念するのじゃ。
恋心に収入は関係ないと最初に言ったが、そんな簡単に考え方を変えられたら、ここまで気苦労はしておらんじゃろう。
安定した収入源がなければ自分に自信が持てないと思うあたり、お主とワシは、似た者どうしと言えるのかもしれんの。
好きな女性への想いまで今の自分に上乗せし、さらに気合を入れて就職活動に専念する。
上手くいかないときは、なぜうまく行かないのか。
どう改善したら企業に内定を頂けるのか。
自分を優秀な人間だとアピールするのではなく、どうしたら企業が求めている人材だと思わせることができるか。
自分が会社に対し、どう役に立てるのかを必死で考える。
それができれば、内定を得ることは難しくないと思うのじゃ。
あの女性と自信を持って付き合いたい。
その想いがあるからこそ、ワシは頑張ることができるじゃろう。
もちろん、恋愛よりも就職活動を優先するには、リスクもある。
就職活動中に、他の男に彼女を取られてしまうかもしれん。
しかし、恋愛には、人生には、"絶妙なタイミング" というものがあることをワシは知っている。
彼女が他の男と付き合ったのなら、彼女にとってはその瞬間が絶妙なタイミングだったのじゃろう。
そう考えれば、とても悪い気分にはならん。
悔しいかもしれんが、彼女の幸せを喜ぶこともできるじゃろう。
そうすれば、また自分の幸せを考え、新しい恋を探すこともできる。
もしかしたら、運命の巡り合わせで、またその女性と付き合えるタイミングも巡ってくるかもしれん。
恋愛を辛くしてしまう呪いは、「自分にはこの人しかいない」と思い込んでしまうことである。
世の中、女性は1人ではない。
自分がまだ出会っていない女性は沢山いるのじゃ。
お主が今の意中の女性と出会ったように、素晴らしい女性と出会えるタイミングは、まだまだ人生に沢山ある。
"絶対にこの人しかいない" と思ってしまうと、逃げ道がなくなる。
失恋したら死にたくなるし、別れたくても別れられなくなる。
幸せになるはずの恋愛で、不幸になる呪いにかかってしまった者をワシは幾度となく見てきた。
選択肢を広く持っておくことで、失敗を恐れないポジティブな行動ができる。
そして、ポジティブな人間の方が圧倒的に成功しやすいのは、お主も知っているとおりじゃ。
未来に起こるリスクを恐れると、人は全く行動できなくなる。
しかし、それではダメであることは、ここまで話を聞いておる者ならば、理解できるはずじゃ。
仕事がないことで、自分に自信がない。
自信がないから、恋愛に臆病になる。
こういう性格の持ち主ならば、やることは決まっているかもしれんの。
好きな女性に自信をもって恋愛を挑むために、まずは誇りを持てる仕事を探す。
その後、自信をもって女性に挑めば良い。
就職活動は難しいかもしれんが、恋心すらも力に変えて頑張れば、きっと良い結果に恵まれる。
そうすれば、きっと良い人生が切り開けるはずじゃ。
未来は分からない。
就職がきまるかもしれないし、決まらないかもしれない。
もしかしたら休職中に彼女が別の人と付き合ってしまうかもしれない。
それでも、自信を持って最高の今を過ごしていれば、ダメだっとしても後悔は小さくて済む。
精一杯やったという事実さえあれば、ダメだったとしても、人は前には進めるのだ。
もちろん、就職が決まったあとに好きな人に彼氏がいなければ、全力で取りにいくのは言うまでもない。
一番避けるべきは、後悔を残すことである。
仕事と恋愛。
どちらも男にとって超大事な要素じゃ。
この2つの悩みを同時に抱えることは、とても辛い。
男としての尊厳やプライドに大きく関わってくるからじゃ。
とても甘く適当には考えられん。
かといって、絶対に後悔のない選択をしたい。
ワシは、人生で進むべき迷ったとき、後悔をしない方法はたった1つしかないと思っておる。
それは、自分自身の行動を自分で決めることである。
誰かに相談をしてもいいが、最後は自分自身で考えて、納得した上で決断をするべきじゃ。
- 自分はこうしたかったけど、両親に言われた通りにやったら失敗した。
- 友達に言われた通りになんとなくやったら失敗した。
- 自分の選択に自信が持てず、結局何も決断せず、何もできなかった。
こんな状況では、ものすごく大きな後悔が残る。
人は、自分で決断したことならば、どんな結果であろうとも受け入れられるものじゃ。
大事なのは、「これで失敗しても後悔はない!」と納得して決断をすること。
さきほど、「ワシならば、恋愛の前に就職活動を優先する!」と言ったが、お主が心からワシの考えに共感できないのであれば、それはするべきではない。
どうしても恋愛したい!
好きな人に気持ちを伝えたい!
就職よりも、絶対に彼女を手放したくない!
こういう気持ちが強いのであれば、就職活動よりも恋愛を優先するべきじゃ。
この世では、過ぎた時間は絶対に巻き戻せない。
やり直しが出来ないからこそ、いま自分がするべきことは、100%自分で納得して決めるのじゃ。
もちろん、それでも世の中は上手くいくことばかりではない。
希望に胸を膨らませても、後から裏切られることは沢山ある。
絶対に入学したい学校の試験を受けても、平気で落とされる。
就職したい会社は書類審査で落とされる。
資格試験は落ちる。
テストでは良い点が取れない。
期待通りの結果が返ってこず、落ち込むことばかりじゃ。
でも、いろんなことで落ち込むたびに、そのたびになんとか前を向き直して今日まで生きてきたんじゃないのか?
入学したければ、受験しなければいけない。
就職したければ、面接しなければならない。
ダメかもしれない。
落ち込むかもしれない。
でも、もしかしたらいけるかもしれない。
本当に欲しいものがあるなら、やりたいことがあるなら、未来を気にせずに、今のお主のまま全力でぶつかっていけば良い。
それでもしダメだったとしても、悔しいかもしれないが、後悔にはならない。
人生で後悔が残る瞬間は、いつだって心からやりたいと思ったことから目を逸らしたときだ。
チャレンジしなければ、本当に欲しいものは得られない。それが人生なのだ。

ここまでワシの話を聞いてくれたお主ならば、きっとやり遂げられるはずじゃ。
長い話を最後まで聞いてくれてありがとう。
ワシはお主の成功を、心から祈っておるぞ。
それでは、このあたりで今回の話をまとめていこうかの。